time 2017/10/17
いつの間にか『CakePHP2.0.1』がリリースされたんですね。
最近は仕様書ばっかり書いていたし、PHPが恋しくなってきたので少~しだけ触ってみることにしました。
(※『CakePHP2.0.1』は、マルチバイト関係の問題があるらしいので2.0.1は使わずに次のリリースを待つか、最新の2.0ブランチを使うほうが良いみたいです。
詳しくは、【CakePHP2.0.1がリリースされましたが、ちょっと待ったほうがいい】cakephperの日記(CakePHP, MongoDB))
触ってみるにしても、何が変わったのかも良く分からないので、とりあえずCakePHP2.0のマニュアルを読んでみることに。
どうやらCakePHP2.Xは、PHP4は完全にサポート外、PHP5も5.2.6以上になったみたいです。
PHP4を使用してサイトを構築している人の為に、CakePHP1.3.Xの開発もしばらくは続くみたいですね。
ってな感じで、マニュアルを読み進めていくと、『2.0移行ガイド』なるものが。
ファイル名の命名規約がアンダースコアからキャメルケースに、ディレクトリ名の命名規約もキャメルケースになったんですね。
コンポーネントのスーパークラスも『Object』クラスから『Component』になったり、『Authコンポーネント』が書き直されてたり、テスト環境が『SimpleTest』から『PHPUnit』に変更になってたりと、結構な量の変更が。
まあ、今日は2.Xを触ってみたいだけので詳しくは後で見ることにして、実際に動かしてみることにします。
まずは、ダウンロード。
いつものようにディレクトリを配置していき、いつものようにアクセス。
すると、いつもの見慣れたトップページが表示されました。
『Security.salt』や『Security.cipherSeed』の変更も1.Xと同じですね。
『/app/Config』に新しくできた『email.php』は、多分Eメールを送る新しいライブラリクラスに関わる設定なんだろうと思います。
ためしに、コントローラーとビューを作成。
ファイル名とディレクトリ名の命名規約がキャメルケースになったのを注意するぐらいで、簡単なコントローラーなどは作成できました。
がっつりしたアプリケーションを開発する場合に、1.Xとの差を感じるんでしょうね。
マルチバイト関係の問題もあるみたいですし、実際の案件で使用するのはもうしばらく先だと思うんで、テストで色々と作成してみよ~。